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2015.04.10旅記

2015 冬 ドイツベルリン記

まだ暗闇も早朝のヒースロー。

ターミナル5はこの日もトランク片手に沢山の人人。

自身と同じくブリティッシュエアなのだろうか。。

そんな思いでチェックインへ向かいます。


前日のホテルでは手持ちのバゲッジスケールでトランクの重量チェック。

25kのトランクがひとつ、15kのボストンがひとつ。 

前もって予約を入れといたので、オプション23kと別にもう一つ追加荷物をチャージ。

差2kは大目に見てくれることを願って いざ!

しかし結果は「No」

まあこんなこともあろうかと入れ替えの手は想定していたので5分ほどの作業でクリア。

荷物の前日作戦はかかせません。。

See you ENGLAND !

ブリティッシュ群を横目にしばし就寝。。

調べた天気予報では少し寒そうな情報だったドイツ。

ベルリン上空に差し掛かると真っ白。。

見るからに寒そうです。

冬場にしか来たことのない自身にとっては、寒い街ベルリンのイメージです。

テーゲル空港はとても小さい空港。

この日の入国審査は飛行機から降りてすぐにあるのでボーディング・ブリッジで待たされる始末。

さむいー

やっとこさ自分の番にくれば、今度はイングランドの入出国印も旅券にないから(基本的にEU圏は押してくれない)管理官?に怪しがられたり。。

隣の上司らしき人物がok出してくれたからいいものの、

短期間で何カ国も回ってたりもすれば執拗に目的を聞いてきます。

テンペルホーフ国際空港がなくなった翌々年の2009年、初めてベルリン、テーゲルに。

この時は右も左もわからずそこまで感じることはなかったですが、今回はさすがに実際移動手段の不便さは否めなく。

バス移動で電車の駅まで行かないといけないので面倒くさい。

ブランデンブルク空港という新しい港が出来るらしいですが未だ未開港。。

いろんな問題があるらしくまだしばらくかかるかも でしょうか。

バスと電車(Uバーン)を乗り継いで、

宿泊先のホテルへ。今回は蚤の市が翌日にあるのでマウワーパークの側に。

ホテルではテレビのニュースに人々が釘付けになってる。

ワイツゼッカー元大統領という方が亡くなられたというニュース。

この方、統一ドイツの初代大統領。

今のドイツの形があるのはこの方の功績が大きいらしいです。

夕方の寒空の下、あちらこちらを探索に。

短距離移動は徒歩で、中距離移動は電車とバスを乗り継いで。。

Uバーン(ウーバーン)は地下鉄。チケットはホームの機械で。(売店でも買えるみたい)

改札でSuicaを当てて電車へ 、、、とはいかないのがドイツ。

距離と時間に合わせて切符の種類を選ぶのでちょっと想定が必要。

改札なんてないのでただ乗りも出来るけど、無作為に現れる係員に「切符を拝見。。」なんて言われでもしたらアウト。

40ユーロの罰金とか。。

そんなことはごめんなので、ちゃんと機械でチケットを購入。

Tageskarteは1日乗り放題で 6.90ユーロ。Einzelfahrtは2時間乗り放題で 2.70ユーロ。

このほかにグループ券とか1週間券、1ヶ月券などなど。時と場合によって使い分けが必要なシステム。

この日は中心地のA区間に用事があるので2.70ユーロ払ってチケットを購入。

乗車直前に時間打刻。ここから2時間。

降りるときはもちろん押しボタン。まだ止まりきっていない時に開けるのはチョット楽しい。

ベルリンの街は東ドイツの中にあるとはいえカラフルな建物もあちこちで。

日が差し込むととても綺麗な色に。

ドイツは健康志向なお店がすごく多い。

オーガニックな食品がいたるところで売られています。

自然食を好んで摂取するお国柄になのか、そういえばあんまり太っている人を見かけないかも。

EUの試み、、とかなんとか文献を見たことはありましたがいいことですね。

ソーセージ屋はもちろんありますけど。

健康志向… は抜きにしてまた来てしまったアルペンシュトック。

ここのシュニッツェルはベルリンに来たら食べないわけには。。

でも付け合せのキュウリのマリネはとてもあっさりしていて野菜不足がちの海外生活にはありがたいご馳走です。

この日は移動疲れもあったので、活力つけて早めの就寝。

翌朝からはうれしい快晴。

早朝散歩はなんとものんびりとした時間が。。

日程終盤なので反省会を自問自答しながらてくてく…てくてく…

ドイツの蚤の市は割と遅い時間までやっているので、1日で何箇所も回れます。

マウワーパークは目の前だったのでちょっと贅沢。

メジャーな場所なだけにそんなにいい掘り出し物は見つからないけど戦利品なるものはわりとゲット。

早朝の蚤の市、昼過ぎの蚤の市、夕方の蚤の市、夜の蚤の市…

あれこれお店のディスプレイ用アイテムの探索です。

ベルリン大聖堂は入らないけどまた行きたかったな。。プライベートなら行くかも(入場料7ユーロ)

お店に入ってゆっくりお昼ご飯、、みたいな時間は勿体無く感じるので食べ歩きで満たします。

晴れているとはいえ寒いことには変わらないので( - 2℃)焼いてもらったトーストとコーヒーは至福の時間です。

ドイツはヨーロッパの中でも比較的安全な国と聞いているのでそんなに警戒しなくても…

警戒しなくても…

警戒… 

えっと、犯罪発生率は少なくはないでしょうから気をつけたほうがいいですね!

この日の目的のひとつはドイツ文房具の下見に。

素材、形状、カラーリング、どれもが独特な雰囲気を持つドイツ製はとてもいい。

ローザ・ルクセンブルク通りにあるセレクト文具店は日本人の方が働いているので色々と教えていただきました。

スイスの老舗ブランド、ABRAXASシーリングに興味があったのでしばし話し込み。。

色見本を拝借。硬さもあっていい感じ。。

いい色がありすぎて迷う…

予算が…

迷ったあげく今回はとりあえず印象の良いロシアングリーンにすることに。

店のギフト用に。。

ゾフィーシャルロッテを目指して電車に揺られること30分。

目的の鈕屋へ到着するも臨時休業…

おお…

せっかくここまで来たのに……

海外に来て往復1時間のロスは致命的で落胆度は計り知れないので……がっかり…


諦めつかずウィンドウをじーっと見てると奥に光が!?

誰かいらっしゃる?と奥から店主が。。

どうも内装替えをしているらしく、それで休業。

自分に気づいて「今日は休みよ」合図を送っては来たものの

窓越しにいろいろ見てたら 少し見ていいよ と!? なんと招き入れてくれたー

ありがたや。。

いろいろ堪能させていただきましたとさ。粘り勝ち。

前日イギリス荷物を含めて梱包材が足りなくなってしまったので、市内をあちらこちら探すも苦戦続き。

割れ物が多い荷物、繊細なものも多いので妥協できず。。


この日の夕方、トール通りを歩きながらとある花屋「Gusto Brutto」に。

ここのオーナーは日本の方。

以前お見かけしていたのもあって、梱包材が売っている場所を聞こうと突然ながらお邪魔させてもらうことに。

でも事情を話すと親切にも花材梱包材を分けてくれた。うれしい。。

海外で独立するってすごい。

話をすれば苦労もありそうだが、まず始めることができたことで尊敬します。


あとドイツのお店、ここでも思った事はスペースのあり方が特徴的。

贅沢というか、何も置かない場所を大胆に用意する。

日本の最低動線が600なら、ここだと倍の1200くらいありそう。

大きなスペースがあるならそういう使い方をしてみたいな。。と思わせる国。

最終的に予定より荷物がさらに増えて

いただいた分でも足りなくなって……

ロール売りしかしてくれない郵送会社をあらかじめ見つけていたので渋々購入。

直径1mをもある30m分のエアーを20ユーロで。

たっかー……

これを持っての移動最中は注目の的。

でしょうね。。

翌日20m分の梱包材をホテルに残して帰路へ。

今度行ったらもうないやろうなー。

katayama

category : 旅記