秋初めにアルテサノスのローファーを
2024.09.13Boots,Shoe
9月に入り、朝晩の暑さが和らいできました。
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、
日の暮れるのがどんどん早くなり、虫たちの大合唱を聞くと、
季節はきちんと進んでいるんだと安心します。
さて、ベルカルテの秋のお知らせは足元から。
スペインから、アルテサノスのローファーが到着しました。
「職人の靴」というブランド名を持つファクトリーブランドのアルテサノス。
職人さんの手で一足ずつ丁寧に作られていて、始めから柔らかなレザーがとても履きやすく。
そして、軽くてすぐに馴染むところが魅力的なローファーです。
シーズンごとに、レザーの種類、カラー、スタイルを決めてオーダーをしているのですが、
この秋はメンズ・レディース共に、渋めのペブル加工のバンプローファーと、明るめのスエードレザーのペニーローファーを別注で制作していただきました。
ARTESANOS バンプローファー
Spain
¥22,800(20,800)
重めの色や素材が増えていく季節、やはりブラックの足元は落ち着きます。
どんなスタイルも受け止めてくれる安心感。
まずは一足持っていたいアイテムでしょうか。
*コバ 部分もブラック、さらには装飾も一切無いバンプ。
シンプルを極めたデザインとカラーですが、そこにペブル(シボ)加工で少しアクセント。
今回はあえてシンプルに、メンズライクなかっこよさを際立たせます。
* コバ 靴の土踏まず部分より前方を縁取るウェルト(細い帯状の革)のうち、アッパー(甲革)よりも外側にはみ出た部分のこと
フルレングスのパンツと合わせても、足の甲がチラリと見えて軽やか。
この抜け感が、ローファーの嬉しいポイント。
靴下のチラ見せも楽しく、小物遊びをしっかり支えてくれる頼りになる存在で、
装いをグッと引き締めてくれます。
靴紐がなく、着脱が楽なローファー。
「怠け者」を意味する英語「loafer」が名前の由来です。
さっと脱ぎ履きできるスタイルは、生活の中で欠かせないときもあると思います。
お洒落に決めたい、でも日常使いしやすいスタイルがいい、
そんなときの心強いアイテムです。
写真から革の柔らかさが伝わるでしょうか…。
レザーシューズは、だんだん足に馴染んでいくことで味が出てくるのですが、
それまでが痛くて我慢できずに履かなくなったという経験のある方にも、
一度履いていただきたいローファーです。
カジュアルも、シックなスタイルも。
今の軽めのスタイルに合わせて、これから肌寒くなる季節を想像して…
ARTESANOS ペニーローファー
Spain
¥24,200(22,000)
さて、スエードは LODO というグレージュのような柔らかいカラーです。
コバは、こっくりブラウンの MARRON というカラーで、全体の印象をまとめてくれています。
そこに明るいベージュのステッチが良いアクセント。
デニムの定番スタイルも、いつもと違う印象に。
ドレープ感のあるスタイルに合わせると、なんとも上品な表情を見せてくれます。
ツヤツヤでもマットでもない、奥行きのある表情。
いつも綺麗にまとまりすぎる…という方にもおすすめです。
ブラックがメインのスタイリングのときは、強さを和らげてくれる存在に。
ホワイトとの合わせも透明感があってとても素敵です。
メンズもこっくり。
足元が明るいと、重心が下がりすぎず軽やかな印象に。
全体の雰囲気が柔らかくなります。
足元ひとつで一気に秋モードですね。
靴だけで全体の印象が変わる不思議。
何かしっくり来ないな…というときは、足元を変えてみると解決!ということも多く、
季節の変わり目は ”お洒落は足元から” で始めてみると、全体のスタイリングがまた違って見えてワクワクします。
来週末あたりから、気温が落ち着きそうな天気予報。
過ごしやすく心地よい季節はもう間もなく。
食欲の秋、芸術の秋、新たな足元で日々を楽しんでいきましょう。
yuka
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