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イエナグラスで楽しむ初夏

2024.05.13Kitchen

麦の穂が黄金色になっていく季節。

好きな本の中に、お気に入りのセリフがあります。

「ムギのゆれるのをながめて、この音をきく。それだけでいいんだよ」

福井の5月はまさにそんな季節で、

自然の景色を眺めたり、おいしいものを食べたり、そんな時間が一番の贅沢かもしれないなと思います。

新生活や連休明けでエイっと力が必要な時期かもしれませんが、

そんなときこそ、爽やかな風を感じながらゆっくりティータイム…

なんてリラックスする時間を大切にしたいものです。

さて、リラックスタイムの脇役(主役?)のテーブルウェアたちはというと、

これからの時期に涼やかなのは、透明感のあるガラス素材でしょうか。



ドイツでは耐熱ガラスの代名詞として知られるほど有名なガラスメーカー

”イエナグラス”

透明感に加えて、薄く軽く、繊細で美しいカップです。

現行品もありますが、古いイエナは、よりシャープ。



こちらは、イエナといえばという、口が広い形のタイプのカップ。

シャープな持ち手は、フィット感も心地よいです。



体を内側から温めてくれるホットドリンクは、気温が上がる季節も心がけたいところ。

季節問わず、朝晩は必ずホットという方も多いかもしれませんね。



今日はホット烏龍茶を。

透明なカップに注ぐと、涼やかに映ります。

コーヒーや紅茶はもちろん、色の綺麗なハーブティーを存分に楽しむならまさに!というカップです。



広めのソーサーが優雅な雰囲気。

カップをのせるくぼみが緩やかで、その曲線も美しいです。

わずかな歪みやゆらぎが良い味。

ずっと眺めていたい。

Wilhem Wagenfeld ビンテージ イエナ カップ&ソーサ

1960's Germany

¥7,480 (6,800)



こちらはスタッキングできるタイプ。

収納も嬉しく、コンパクトに美しく重ねられます。



ソーサーはしっかりくぼみがあり、カップがスッと収まります。

リムがキュッと立ち上がっている様子もスマートで、これまた重ねても美しく。

使いやすさも抜群です。

そして、カップとしてだけでなく、器としても活躍してくれると思います。

深さがあるので、ヨーグルトや果物を入れても◎

シャーベットやゼリーなど、冷たいおやつも似合いますね。

Wilhem Wagenfeld ビンテージ イエナ カップ&ソーサ

1960's Germany

¥6,380 (5,800)



さて、そんなにかしこまらなくても…という方にはこちらを。

縦長のカップです。



温かい飲み物はもちろん、冷たいジュースもお手の物。

野菜や果物で作ったフレッシュジュースもいいですね。



持ち手の曲線美。

1990年代になり、歪みなどが少なくなってきた頃でしょうか。。

現行品に近い雰囲気です。



実は、イエナグラスのマークが入る前のカップ。



本来はこのカップのように、底にメーカーのマークが入ります。

今回マークはありませんが、1990年代のものだろうとのこと。

一番いろんな使い方ができそうな形のカップです。

Wilhem Wagenfeld ビンテージ イエナ カップ

1990's Germany

¥2,200 (2,000)



こちらはスタッキングできる縦長のカップ。

先ほどの縦長カップより持ち手が下の方にあり、コンパクトな雰囲気です。



ちょこんと付いたハンドルが可愛い。



通常のマグカップほど大きくないので、コーヒーや紅茶も飲みやすそう。

そのままレンジで温め直すこともできるので、気兼ねなく日常使いできると思います。

(耐熱ですが、とても繊細な古いものですので慎重にお取扱いください。)





片付けもスッキリ。

Wilhem Wagenfeld ビンテージ イエナ カップ

1970's Germany

¥2,640 (2,400)



縦長タイプのどちらとも、ミニパフェを作るのにも良さそうな形。

ティラミスも素敵に作れそう。

カットしたフルーツを敷き詰めて、断面映えな仕上がりにもできちゃいます。



そしてこちらはジャグの形。

持ち手、すごく長い…!!



なんだか、とても注ぎやすそうな形です。

なかなか見かけない素敵な形で、オールドならではのスタイリッシュさあふれるジャグ。



目盛りはありませんが、メジャーカップのような使い方で活躍しそうです。

ミルクを温めるのはもちろん、ドレッシングやソースを作るのに実用的◎

Wilhem Wagenfeld ビンテージ イエナ ミルクジャグ

1931~40's Germany

¥9,900 (9,000)

一回り大きいサイズもあります。



実は、一番初めに紹介したカップへ注いでいた烏龍茶が入っていたジャグ。



ティーカップへ2杯分くらい注げそうです。



コーヒーサーバーとしてもいいかもしれませんね。

耐熱って嬉しい。

それだけで、使い道が広がります。



先ほどのジャグとそっくりですが、こちらはイエナグラスではなくザーレグラスのもの。

ドイツで設立されたデザイン学校のバウハウス出身デザイナー、ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルドが

1930年代に発表した代表作がイエナグラス。

そして、ザーレグラスは、イエナグラスと共にヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルドの作品を製造していたメーカーです。

同じくドイツの耐熱ガラスメーカー。



古いガラスの優しい色合いが良い雰囲気です。

ガラスの容器は、お花を飾っても涼しげでいいですね。

Wilhem Wagenfeld ビンテージ ザーレ ミルクジャグ

1950's Germany

¥12,100 (11,000)

本格的な夏へと向かうとき。

五感で涼を感じるひとときがあるのもいいものです。

身の回りのアイテムを涼しげに整えて、快適なおうち時間となりますように。

yuka

category : Kitchen